クロールの泳ぎ方を動画を用いて説明します。
1つ目のポイントは、肩のローリングです。
肩が水平を保ったままでは大きな推進力は得られません。
肩の角度は約45度にします。
そうすることで、水をかく力が増して大きな推進力が得られるのです。
初心者は水平を保ちがちですので、しっかり45度に傾けるように練習しましょう。
2つ目のポイントは、け伸びです。
良いけ伸びは頭を下げて足首をピンと伸ばすことです。
これができていないと、頭と足首が抵抗となって推進力を低減させてしまいます。
前を見たい気持ちはわかりますが、しっかりと下を向いてください。
自分では下を向いているつもりでも、実際には斜め前を向いていることがあります。
その場合は、自分のおへそを見るようにしましょう。
そうすれば確実に下を向くことができます。
3つ目のポイントは、手のかきかたです。
最初に手を水面にいれる動作をエントリーといいます。
エントリーでは指を揃えてつめの先から入水します。
このときに、手の甲や手のひらから入水してしまうと、それが抵抗となって減速してしまいます。
エントリーのあとに水をかく動作をキャッチといいます。
キャッチで重要なのは5本の指を揃えて、水を通さないようにすることです。
もしも、指と指の間に隙間ができていると、水をかくことができないため、推進力が得られません。
手の動かし方はS字プルと呼ばれる奇跡を描きます。
最初は外へ開くようにして、その後は中に戻すようにかく方法です。
4つ目のポイントは、キックです。
キックは足の付け根から動かすようにしてください。
初心者はひざ下だけを動かしがちです。
必ず足の付け根から動かすようにしましょう。
また、足首はしっかりと伸ばすようにします。
これらのポイントを押さえて練習を積めば、確実にクロールの泳ぎ方を上達させることができます。